2006年06月22日

ドイツ2日目 その1

ドイツ2日目。ドイツ初日は結局試合観戦できなかったので、今日が初観戦となる。初観戦が日本vsブラジル戦。いきなり「W杯を楽しもう」なんて言ってられない試合になった。

腹が減っては…

昨日泊まったスキポールのホテル・イビスは朝食付きじゃなかったが、エッセンで2泊するホテルは朝食付き。
昼夜の食事がどうなるかわからないので、朝食はしっかり喰っておかないと。
と言っても食材は限られてる。固いパンに、ハム、ベーコン、チーズ。生野菜は少なく、野菜の類いはピクルスかゼリー寄せといったところ。
ハムとチーズは種類が豊富。どちらも5種類くらい用意されていて、だいたいおいしい。
パンに塗ったりするジャムもたくさんの種類が用意されてて、飽きなそうだ。
野菜が少ない分、シリアルやヨーグルト、フルーツもいろいろ喰っておこう。

いつものことなのだが、うちの食事はとっても長い。ランチや夕食なら平気で2時間以上喰ってる。ホテルの食堂なんかで喰ってると、他の客が全部入れ替わってるってことが多い。一番最初に来て、最後までいたなんてことも多々あり。この日の朝食もゆっくり、1時間半くらい食堂にいたかも? 

食堂を出る際、フルーツをいくつかお持ち帰り。うちだけでなくドイツ人や外国人宿泊者も同じように持ち帰ってる。これは腹減ったときの非常食になる予定。

部屋に帰って、汚れ物の洗濯をする。連泊するのはここのホテルだけなので、今後いつ洗濯できるかわからないため、やれるときにやっておく。洗面台で簡単に洗って、持参して来た洗濯ロープをバスルームに張って、干した。

軍資金の準備

11:00頃、ホテルを出て、まず銀行を探す。
昨日のポルトガルvsメキシコ戦のチケットの相場が1枚400ユーロを下らなかった。チケなしで乗り込む、あさってライプチヒの決勝トーナメント1回戦のカードが、アルゼンチンvsメキシコになってしまったため、またメキシコ人が大挙してやってきて、チケット価格も高騰すると予想。チケット1枚500、2枚で1000ユーロ(約15万円)準備しておくことに決めて、銀行で引き出すことに。
エッセンの街で引き出せる銀行を探すが見つからず、結局エッセン駅構内の両替所にあるATMで下ろした。無人のATMで、カードが出てこなくなるなどのトラブルになると厄介なので、銀行を探したんだが、駅に両替所があったとは。うろうろせず最初からここにくればよかった。

まっ黄色の車両

エッセンから電車でドルトムントへ。
今日は観戦チケットがあるので公共交通機関はすべてフリーパス。観戦チケットは、観戦日当日、その地域の1日フリー乗車券を兼ねている。観戦者にとってこれはとってもいいサービスだね。

きのう一度チケット発券に行ってるので、アクセスは完璧。
エッセンからドルトムントまでは、快速で20分ほど。
快速電車と言っても、車両は日本のちょっとした特急電車くらいの感じ。2階建て車両で座席もゆったり。

乗り込んだ列車は、ドルトムントへ行くためだろう、わりと混んでいた。入り口付近に立っている人もいるところ見ると、席にあまり余裕はなさそう。でもとりあえず席を求めて、乗車した入り口から階段で2Fへ上がる。そしてら2F席はまっ黄色。そこはブラジルサポの団体さんで埋め尽くされていた。青い出で立ちの僕らを見るなり奇声が上がる。先を歩いていた相方は、その光景と声にひるんで引き返そうとするが、ここで引き返したら、シッポを巻いて逃げ出したみたいじゃないか!「大丈夫行け」と合図して、まっ黄色の車両を突っ切る。車内はやんやの大騒ぎ。ほとんど何言ってるかはわからないが、当然ブラジルがおまえら日本を叩きつぶしてやるぜと茶化したような感じ。一角からジーココールが起こり車両全体へ広まる。やはり彼らにとって日本代表で一番有名なのはというか気になる存在はジーコなんだね。ま、当然か。そういえば中の一人が「ブラジル4、ジャポン1」と予想スコアを叫んでいた。でもああいうときは4−0みたいに相手スコアを「0」って言うのが普通だと思うんだが、日本の1点はやはりジーコに敬意を表してってことなんだろうか? でも、あとになって考えてみれば、やつの予想は的中してたんだね。

ドルトムントはお祭り騒ぎ

dortmund-hbf.jpg

12:10頃、ドルトムント中央駅到着。きょうは、Uバーンですぐにスタジアムに向かわず、市街を散策することに。
駅を出ると、正面の建物一面にボルシアドルトムント・カラーのペインティングがお出迎え。
ドルトムントは、すでに日本のブルーのユニ、ブラジルの黄色、ドイツの白いユニやその他各国のユニを着たサポでいっぱい。相当な賑わいになってる。

通りの屋台でソーセージとビールを買う。
炭火で焼いたソーセージをパンにはさんだだけ。パンは焼いてない。ケチャップとマスタードは受け取ってから客が自分でかける。どこもこのパターン。それにしてもソーセージもビールも本当うまい!
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その屋台で20才前後の日本人男性2人と話をする。一人がチケなしで、もう一人が余分なチケットを持っていたため、商談成立して、その後いっしょに行動してるらしい。

屋台横にあったサッカーボール型ベンチにすわってソーセージを食べたあと、屋台等で売られてるパチモンの記念グッズを探して、ドルトムントの街をあちこちうろうろ。

日本とブラジルのサポは、数的にはどっこいどっこい。でもブラジルの方が仮装や趣向の凝らし方でちょっと上を行ってるかな? 楽器を持ってるグループもたくさんいたりとか。
これはW杯を楽しんできた歴史の差だろうね。
bra-sapo.jpg

メヒコの値切りテク

グッズの屋台を見て回る。今日の試合の日本vsブラジル戦記念マフラーだけでも4種類以上は見た。もちろんパチもん。安いので1本10ユーロ、日付が入ってて、ちょっといいなと思うので12〜15ユーロってところ。
ずいぶん歩き回って、結局最初の方に見つけた屋台の、1本12ユーロのマフラーを買うことにする。
ドイツ語でJAPAN BRASILIENと開催地のDORTMUND、そして日付が入ったマフラー。デザインもシンプルで気に入った。
同じ屋台でもう1本、日本のマフラーでなかなかシンプルで渋カッコいいマフラーがあって、相方がほしいと言ってたんだが、こっちも12ユーロして、ちょっと高いなと思案していた。
ちょうどそのとき、同じ屋台でメキシコ人2人が口うるさく値切り交渉をしていた。2本買うからまけろみたいなことを言ってるらしい。でもドイツ人の店員の兄ちゃんはまったく応じない様子。
そこへ僕ら2人がマフラーを見に来たもんだから、メヒコ達は僕らに、おまえらマフラー買うのか?どれ買うんだみたいなことを言ってきた。要はいっしょにまとめて買うことにして値切る算段。1本12ユーロのマフラーを4本まとめて買うから1本10ユーロにしろって風に言ってるらしい。
店員は最初つっぱねていたが、あんまりメヒコがうるさいのでもういいやと思ったのか、4本40で商談成立。メヒコのおかげで、僕らはお目当てのマフラーを2ユーロずつ安くゲットすることができた。あういう交渉術というか押しの強さは見習うべきとこだね。

クラッキ&ヒロミ

その後、さっきソーセージの屋台で出会った日本人2人組と別の店で遭遇。彼らは直前にカリスマ実況の倉敷さんと原博美に出会ったそうだ。書いてもらうものがなくてサインをもらい損ねとても残念がっていた。
クラッキ、原ペアはスカパーで今日の試合の実況、解説なんだろう。
その後、僕らも偶然彼らに出くわすことを期待しながら、もう少しうろつくが、残念ながら偶然は起こらず。

別のインテリアバラエティショップのような店で、人が通るとグァグァグァと鳴き声を発するカモのオモチャを発見。サッカーとはまったく関係ないが、妙に気に入って、おみやげ用に購入する。でもこのカモが、のちにとんでもないことをしでかしてくれることになるとは…


庭園とヴェストファーレン

14:00すぎ、歩き疲れたので、まだ早いがスタジアムに行ってみることに。
スタジアム周辺は食い物がイベント価格になってるかもしれないので、中央駅に戻って、駅のパン屋で食い物を調達し、Uバーンでスタジアムへ。

スタジアム周辺は、まだそんなに人は集まって来ていなかった。
また屋台でビールを買い、スタジアム横の庭園で、買ってきたパンにかじりつく。
美しく手入れされた庭園のすぐ向こうにヴェストファーレン・スタジアムが見える。でもここの庭園にはほとんど人は来なかった。仕事の合間なのか、スーツのおっちゃんがベンチに座ってウトウト昼寝してたり。のどかで静かで、鳥のきれいな鳴き声だけが響き渡っていた。
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腹ごしらえも済んだので、ゲートの様子を見に行く。
入場ゲートはスタジアムから数百メートル離れたところにあり、まずそこでセキュリティ・チェックのゲートがある。まだ時間が早いので人はまだそんなにいない。数十人くらい。ゲートの警備員に何時に開くのか聞いたら18時という応え。まだ3時間ほどあるので、また街に戻ることにする。電車が乗り放題だからできることだね。

ファン・フェス

ちょうどゲートの横が、きのう結局辿り着けなかった「Stadion」駅。そこからUバーンに乗り、今度はドルトムントまで戻らず適当に途中の駅で下車。地上に上がるとサポーターがいっぱい。スタジアム周辺よりなんか盛り上がってるぞっと思ったら「ファン・フェスタ」の会場前だった。まったくの偶然。
ファン・フェスタは日本風に言えば「パブリック・ビューイング」。日本のようにスタジアムとかではなく、街の広場が会場。でっかい広場が街のド真ん中にあるってのがやっぱヨーロッパだね。

せっかくなのでファン・フェスも覗いておこうと入場することにする。
ファン・フェスは入場無料。ただし食べ物、飲み物は持ち込み禁止で、そのため荷物チェックがある。持っていたペットボトルの水をゲート前で飲み干して入場。
中はメチャ混み。もう相当盛り上がってる。

dor-fanfes.jpg

ファン・フェスにもオフィシャル・ショップがあって覗いたらスタッフが今日のマッチデイTシャツを着ている。それが欲しいと言ったら売り切れたとの返答。それにしてもショップのスタッフはみんなヘトヘト状態。言葉の通じない外国人や酔っぱらいのわけの分からない注文を数時間聞かされたらそりゃ疲れるわな。ちょっと同情。

ファンフェスをあとにして、また街をフラフラ。時間が経つにつれ人も増えお祭りムードはどんどん高まっていく。
青いシャツを着る僕ら日本人には、地元のドイツ人や外国人から次々声がかかる。ヤーパン!とかジャポネー!とか、はてはニッポン!まで。もちろん応援してるぜって気持ちもあるんだろうけど、それよりW杯というお祭りをただ単純に楽しんでるようだ。
残念ながら日本人から外国人に対して声を掛けたりちょっかいを出していくやつはほとんどいない。日本人の奥ゆかしさというか、まだまだW杯に慣れてないというのか…。

つづく…
posted by taku at 20:00| Comment(0) | TrackBack(0) | W杯 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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